誰にでも訪れる冒険とハッピーエンド

アンケートとかで、「料理人」のことを聞かれたとしたら、あなたはなんて答える?「カマイタチ」は、人によって受け止め方が千差万別なのかもね。

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雨が上がった火曜の朝は友人と

ちいさい時から、活字は嫌いじゃありませんでしたが、何気なく、家や図書館にある本を読んでいました。
ちゃんと楽しみながらページをめくるようになったのは、高校生のとき。
クラスで、吉本ばななさんのムーンライトシャドウを学習してからです。
ストーリーは、付き合ったいる人を失った主役の、高校時代の回想からのスタートです。
恋人と死別してしまう経験は当時も今も、ないです。
だけど、高校生の私には主人公のやるせない気持ち重複してしまいました。
初めての感情でした。
その子と、その時の私の年が近かった事、それもひとつの理由だと思います。
帰り道に、文庫本を購入したのが文庫本を買った初めての経験です。
ムーンライトシャドウは、「キッチン」の中の一つのお話です。
ずいぶん前の作品ですが、ずっと色あせない素晴らしい本かもしれません。

無我夢中で踊る父さんと夕立
テレビを眺めていたり繁華街に行くと美人だな〜と思える人は多い。
顔立ちは、正統派の美人とは言えなくても、愛嬌があったりオーラがあったり。
個々の雰囲気は、その人の内面かもしれない。
とても大きいと思う。
最近惹かれるのはアーティストの西野カナさんだ。
コンサートに行って初めて質問を受けている姿を見た。
可愛い!と思わずにいられない。
童顔に、体つきも丁度いい感じ、淡い色が凄く似合う印象。
会話がほんわかしていて、名古屋弁なのもポイントが高い。
アルバムは結構聞くけれど、本人を見てますます大好きになった。

蒸し暑い仏滅の深夜に熱燗を

出身県が異なると経験が変わることを結婚してから非常に認識することになった。
ミックスジュースシェイクしようかと嫁からいきなり言われ、スーパーででも買っていたのかなと思ったら、家で作ることが一般的みたいだ。
ミカンやパイナプルとその他もろもろとアイスをいれこんで、市販の牛乳をさらに加えてミキサーでシェイクして終わりだ。
家庭でつくったものを飲んだのは初体験だったが、たいそう好きだった。
好きだったし、はまって、自分でもやっている。

風の強い月曜の夕暮れにシャワーを
普段はないのに、心が折れそうな感じに浸ってしまい、ちょっとのことでも集中できなかった。
大きな原因はなく、思い立ったように切なくなったり、今までの事が無意味に感じられたりした。
そんな心持だったけれど、外での仕事ができた。
しかも年に一回の野外のイベントで立派な案件だった。
ミスっては良くないので無我夢中で真剣になっているうちに元の明るい気分戻ってきた。
そういえば、不安定なとき、外出してお日様の光を浴びようと思ったりしなかった。
明るい時間帯に活動するのも健康の一つかもしれないと感じた。

雲が多い日曜の夜はお菓子作り

南九州に定住してみて、墓所に日ごとに、菊をなさっている人が大勢なということに呆気にとられた。
年配の主婦の方は、毎日、墓前に草花をしていないと、周りの主婦の目が不安らしい。
日ごとに、花をあげるので、月々の切り花代もとっても大変らしい。
日ごとに、近所の老齢の主婦の方はお墓に集まって草花をあげながら、おしゃべりもしていて、霊前の辛気臭い空気はなく、さながら、人が集う児童公園みたいに陽気な空気だ。

喜んで走るあいつと穴のあいた靴下
かつて、父も母も、娘の私の人付き合いに対し大分積極的であることを強いてきた。
一般より離れてはダメだ、とも。
とっても生きにくい時期だったと考える。
授業が過ぎると、ほぼ毎日作り話をハキハキと両親に伝える。
そうすれば、安心したような顔を見せてくれる。
周りと変わっていると、おかしい。
常にこれだけ怖がっていた学生時代の自分と両親。
気の毒な話だと感じる。

じめじめした金曜の午後は昔を懐かしむ

このごろ、小説をほとんど読まなくなった。
20歳の頃は、かかさず読んでいたけれど、このごろ、仕事があるし、小説を読む時間をとりにくい。
もし時間があったとしても、ゆったりと小説を読むという心になかなかなりにくいので、読んでいたとしてもおもしろく感じにくい。
ただ、ものすごく楽しめる小説に久しぶりに出会いたい。
村上春樹さんや村上龍さんの小説がとても好きなので、二人が賞をとった群像文学新人賞が自分の好みのものがあるかと思って読んでみることが多いが、二人のようにがつんとくるものはなかなかない。
けれど、次世代の光っている新人小説家がいないかと気にかかるからまた読んでみたい。
しかし、純文学なのだからと無理やり難しい単語を並べているけれど内容が伝わりにくいものも多いから残念だ。

寒い月曜の早朝はカクテルを
このごろ、物語を読み進めることはわずかになったが、過去に水滸伝の北方バージョンに心を奪われていた。
別な作者が書いた水滸伝を軽く読んだ時は、物足りなくて、心酔しなかったが、北方謙三版の水滸伝を読み進めたときは、はまって、読み進めるのが止まらなかった。
業務の昼休憩や家に帰ってからの夕食中、湯船の中でも読みあさって、1日一冊ずつ読みふけっていた。
登場人物が人間くさく、男気熱い人物が大変いっぱいで、そこに心酔していた。

湿気の多い仏滅の明け方に窓から

5年前から、南九州に住んで台風をめっちゃ気にするようになった。
風が全然違うからだ。
大分に住んでいたことも神奈川に住んでいたこともあるのだけれど、台風の強風が全く違う。
サッカーのゴールポストが走っていくと話を聞いた時は、オーバーだと思ったが、現実だった。
風速がすごい台風が直撃した後は、ヤシや高い樹は倒れ、海の横の道は海からのゴミでいっぱいで車で走るのにも道を選ばないと通れない。
海沿いの民家では、車のサイドミラーが割れたり、家のガラスが割れ、風が入って天井が壊れたりと本当かと考えていたようなことを見た。
真上を通らずにかすめていくだけでも風はめっちゃ強く、古い家にいると家のきしむ音がたいそう心配してしまう。

気分良くダンスする父さんと夕立
石田衣良という作家さんに出会ったのは、愛ちゃんのマンションで。
愛がいない部屋というタイトルの短いお話が納められた小説がパソコンの前に置かれていたから。
古里の青森の母さんが読み切って、その後野菜や商品券と共に送ってくれたようだ。
当時はまだそこまで名前の知れていなかった石田衣良さん。
愛ちゃんはもともとエッセイや自己啓発、ファッション誌などは買う。
反対に、俗に言うノベルは気に入らないらしく、この本、私にプレゼントされた。
愛ちゃんのママは何を考えながら、愛がいない部屋を手に取ったのだろうか。

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